2012年3月4日日曜日

2600K OC 4.9GHz

やっとまとめる気(あきらめる気)になったので忘備録代わりに残しておきます。
2600Kの常用設定です。


【機器構成】
2600K 発進”記事時点からの変更は、CPUクーラーファンの交換ぐらいで主要パーツの変更はありません。
CPU: Core i7 2600K (L101C246 Malaysia)
M/B: ASUS P8Z68 Deluxe (BIOS 0902)
MEM: G.Skill F3-17000CL9D-8GBXM
GPU: ZOTAC GTX285
SSD: RealSSD C400 (Crucial m4 SSD) 64GB
P/S: SILVERSTONE SST-ST75F-P
CPU Cooling:
     PROLIMA TECH Mega Shadow

【環境】
OS: Windows XP Professional SP3
モニタリングツール
  CPU-Z 1.58
  HWiNFO32 v3.95-1530
負荷テストツール
  Prime95 v26.6
グラフィックドライバ
  GeForce Release 182.50

【BIOS(UEFI)セッティング】
BCLK/PCIE:             100.0 MHz
Turbo Ratio:              49 (By All Cores)
Internal PLL Overvoltage: Enabled
Memory Frequency:   DDR3-2133
DRAM Timing:          CL9-11-10-28 2T
Load-Line Calibration:   Extreme
Phase Control:                 Extreme
Duty Control:                   Extreme
CPU Current Capability:  130 %
CPU Voltage:        1.520 V (HWiNFO読み1.512 - 1.560V)
DRAM Voltage:    1.600 V
VCCSA Voltage:   1.000 V
VCCIO Voltage:    1.100 V
CPU PLL Voltage: 1.9125 V
PCH Voltage:         1.10 V
HT(Hyper-Threading)、C1E/EIST、iGPU(内蔵グラフィック)は無効にしています。

CPU Core Speed: 4900.0MHz
 

UEFI BIOSセッティング1

UEFI BIOSセッティング2

5.0GHz空冷常用を夢見て手を出した2600Kでしたが、私の常用判定である Prime 95 の8~10時間以上エラーなしがどうしても達成できなかったため常用設定は4.9GHzになりました。
相当なハズレ石だったのか電圧はモリモリ状態です。
発熱はそれなりにあるものの試験中のコア最大温度が83℃ということで暖房を直接当ててしまい気温が27℃ぐらいになっていたことを考えればエアコン使用を前提ですが夏場もこのまま使えそうです。
5.0GHz設定(BCLK 100.0MHz x 50)でもWindowsの起動、短時間負荷のベンチマーク等では
問題なく動くのですが、Prime 95では5時間程度でBOSD(ブルースクリーン)を食らって落ちます。
今までの経験上 Prime 95が3時間程度エラーがなく通過できれば、たいていは10時間以上も問題なかったのですがSandy Bridgeではこれが当てはまらない結果となりました。

Prime95 12時間_1
Prime95 12時間_2

たかが 100 MHz、されど100 MHz。
今後も改善されそうな設定を思いつけばまた5.0 GHzでの負荷テストは続けていくつもりですが、一旦これにて常用設定とします。

如何な経験を持ってしても本来持っている石の特性を超えることはそう簡単に出来るものではないのだと思い知らされる結果にかなりの敗北感を引きずっております。
石のおかわり(2700K)をするかとかも悩みましたが、次のIvy Bridgeでのリベンジを誓いつつ今回はおとなしく待ってみようと「今は」思っております。

【簡単なベンチマークなど】
Super PI / mod1.5 XS

シングルスレッドCPUベンチの代表ですね。
これだけだと何だかわからないのでこれまでゲーム用で使用していたCore 2 Duo E8500@4.0Gzと比較してみます。

         2600K@4.9GHz          E8500@4.0GHz
1M   7.547s                           11.437s


約34%高速化しています。クロックの上昇は23%なのでSandyBridgeはCore2(Wolfdale)に比べてそれなりに基本性能も向上していますね。

2600K@4.9GHz
E8500@4.0GHz

FINAL FANTASY XI Official Benchmark 3
Vana'diel Bench 3 Ver1.00
スコア 12802-H
グラフィックドライバを新しいものに変えるとベンチスコアは上がるもののこのPCの目的であるMUが重くなるためいろいろ試したところ一番軽く感じるこのVerを使用しています。
今となってはスコアも頭打ちですがこのベンチはMUと同じDirectX8.1ベースですので目安として必ず実行しています。

3DMARK06 Ver1.2.0
24839 3DMarks
CPU Score 9395

まぁ使ってるグラボがグラボだけにトータルスコアはこんなもんなんでしょう。。。
HT有効の場合はCPU Scoreはまだあがりますが、通常使用しているゲームがシングルスレッドですので余計な機能は無効にするのは基本ですね。

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